歯のアンチエイジングを食事から

JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。

歯の健康は意識されていますか?日本は長寿大国でありながら歯の寿命は短く、70歳で自分の歯は15本以下という方々が多くを占めます。昨今では80歳まで20本以上自分の歯を残そうという「8020(ハチマルニイマル)運動」が提唱されています。


「噛んで食べられる」ことの大切さ

歯で噛むことは、食べ物を細かく砕くことによって胃腸の負担を減らし消化をスムーズにします。また、よく噛むことで唾液の分泌量が増えます。 唾液は、細菌感染防止、歯の再石灰化等、虫歯や歯周病を防ぐ働きがあります。また、噛むことで脳の働きが活性化することにより、認知症予防にも有効であることが分かっています。もちろん、ダイエットを難しくする早食い、大食い予防にもなりますね。


骨を丈夫に保つカルシウムは万年不足状態!

骨や歯を丈夫に保つ栄養素といえば、カルシウム。一日に必要とされるカルシウムの推奨量は、600mg~800mgとされています。しかし、国民健康栄養調査によると、ほとんどの年代で必要摂取量を下回っているのが現状です。

カルシウムは、牛乳や乳製品を始め、小魚、桜海老、豆腐や油揚げなどの大豆製品、ひじきやわかめ等の海藻類に多く含まれています。カルシウム不足は、摂取量が少ないということだけではなく吸収率が悪いことも原因であるといわれています。カルシウムを多く含む食品と一緒に吸収率をUPさせる栄養素を摂ることが大切なんですね。


カルシウムの吸収率UPに欠かせないビタミン

1) ビタミンD

ビタミンDは、全部で6種類存在していますが、重要なものはビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とD3(コレカルシフェロール)の二つ。 ビタミンD2は、きのこ類(干ししいたけやしめじ等)の植物性食品、ビタミンD3は魚介類等の動物性食品(いわし、かつお、さんま、ぶり、鮭等)に多く含まれます。 きのこはどんな献立にも食応用が利くので、毎日取り入れたい食材ですね。

きのこご飯にしらすや桜海老をアレンジ


2) ビタミンK

ビタミンKには、植物性食品に多いビタミンK1(フィロキノン)と、腸内細菌によってつくられるビタミンK2(メナキノン)の2種類があります。ビタミンkを多く含む代表的な食材には、ほうれん草、小松菜等の緑黄色野菜(K1)、納豆(K2)があります。ビタミンKは、油に溶けやすい脂溶性ビタミンであるため、油と一緒に調理をすることで吸収率がUPします。

小松菜と油揚げと椎茸の炒め物

髪や肌には気を使っていても、意外と歯のお手入れは行き届いていないもの。「食べることは、生きること」。そして、「食べられることは、健康であること」であり、丈夫な歯の証です!

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